彼女を取り返すために

金光教学院修行時代の同期生のブログにあった文をシェアします。

彼はかわいいお嫁さん(彼女も同期です)と結婚して子供も生まれて福岡の方の教会で御用しています。

彼も彼女もそれなりに知っているので、そんなことがあったのかぁ、とちょっとウルッと来てしまいました。


ここに出てくる先生とは尼崎教会の師匠のことです。

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初めての助かり
M先生の 『一心のブログ』 より 


先生との出会いは、5~6年前。私が宗教家になる修業をさせて頂いていた時になります。

当時、奥さん(まだ、お付き合いの時)は、心が苦しんでいて、先生の御取次で助けて頂いていました。

しかし、ありがたいはずの事を、私は良く思えませんでした。

先生の事を、同じ金光教ながら考え方の違いから
『騙されている』
『俺の彼女やから、俺が助けるんや』
『邪魔をするな』
と、思っていました。

そして、『彼女を取り返すために』、先生に会いにいきました。



・・・金光教は、
教会に入らせて頂くと、お参りをさせて頂く場所『御広前(おひろまえ)』があり、
御広前には、御取次を頂く場所『御結界(おけっかい)』があります。

私が、先生の教会の御広前に入らせて頂くと、目の前に見たこともない光景が広がっていました。

たくさんの方々がお参りされており、

御取次を頂きながら泣いておられる方。
お参りしながら泣いておられる方々。
寝っ転がっておられる方々。

とにかく、ほとんどの方が泣いておられました。

苦しんで泣いておられる方もいれば、
ありがたくて泣いておられる方もいたでしょう。

皆さん、きっと、苦しみ、悲しみ、喜び・・・
ありのままの心を、あらゆる感情を出させて頂いてたと思います。



そして、私も御取次を頂きました。



・・・と申しましても、
私の場合、苦しくて来たわけでも、助かりたくて来たわけでもなく、
ただ彼女を取り返しに来たわけですから、

『俺の力を認めさせて、彼女を俺に任せさせよう。』
『俺に任せておけば大丈夫なんやから、あんたは手を引いてくれ。』

との思いで、

修業生活で学んだこと
修業仲間と話し合ってきたこと
教科書で学んだこと

など、私の持っていた、ありとあらゆる知識を話しました。


・・・・・


・・・・・・・沈黙。


『なんや。何も言い返せんのかい』
『勝った。たいしたことないなぁ』
と、思いました。

・・・恐れ多すぎる。
(恐れ多すぎで思い出したくもない)



すると、沈黙のあと、
先生から思いもよらぬ言葉が返ってきました。


『何でも話してええで。

辛いこと。苦しいこと。悲しいこと。
憎い、殺してやりたい。
死にたい。

あなたの心にあるもの。
人に話せないことも。

何でもええで。』


と。


私は、先生のお顔が一瞬遠くのほうに見えました。

と、次の瞬間

巨大な姿になられた先生が目の前に座っておられました。



それから、私の焦点は合わなくなりました。

いつの間にか涙がこぼれていました。
涙が止まりませんでした。
ただ、ひたすら泣きました。
20代半ばの男が、泣いていました。

泣いている間、先生はずっとずっと黙って待っていて下さいました。



ようやく泣くのも落ち着き、話すことができるようになりましたが、
何を話したかほとんど覚えていません。

覚えているのは
『自分が嫌い。』
『こんな性格、心。こんな生き方しかできない自分が嫌いや。』
『生きるのしんどい。』
ということ。

何をおっしゃられたかも、ほとんど覚えていません。

ただ、心に残っているのは

『一人で、辛かったなぁ。
一人で、しんどかったなぁ』

とおっしゃって下さった一言。

でも、その時の私には
その一言で十分だった。

私の心が、助かりを感じるには十分だった。

私の心のガードが破られるには、十分だった。

私の心が、『一人』じゃなくなったと、
ここに、私のありのままを受けて下さる先生と神様がいると、
私は生きていていいんやとわかるには、
十分な一言だった。

そして、また泣いた。



これが、私が初めて先生にお会いした時のことです。

今では、先生の御取次を頂き、
神様からおかげを頂き(助けて頂き)、
生かして頂いています。

私は、『一人』ではありません。
神様、先生、奥さんが、ありのままの自分を、愛して下さっています。



あなたも『一人』で苦しむ必要ありません。

神様、金光教の先生が、あなたのありのままを愛して下さいます。

  
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『一心のブログ』 
http://ameblo.jp/sinjin--sinbou/





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